上海からヨーロッパへ向かう長距離便で、今回利用したのが中国東方航空のMU709便です。
上海・浦東国際空港からマドリードまでの直行便で、今回の機材はエアバスA350-900。ビジネスクラスには通路側にドアを備えた個室感のあるシートが搭載されていました。
この便を選んだ理由のひとつが運賃です。今回は東京から上海を経由してマドリードへ向かい、復路も含めた全4区間のビジネスクラスをTrip.comで約325,000円で発券しました。
そして実際に乗ってみて興味深かったのが飛行ルートです。MU709便はロシア上空を通過し、上海からマドリードまでの実飛行時間は11時間58分。ヨーロッパまで12時間を切るフライトになりました。
さらに今回はデルタ航空のスカイマイルへ積算し、このMU709便だけで約15,000マイルを獲得しています。
この記事では、上海・浦東空港のラウンジ、A350-900のビジネスクラスシート、機内食、実際のロシア上空ルート、飛行時間、デルタ航空へのマイル積算まで、実際に搭乗した記録をもとに紹介します。
MU709便 フライト概要
| 航空会社 | 中国東方航空(China Eastern Airlines) |
|---|---|
| 便名 | MU709 |
| 区間 | 上海・浦東(PVG)→マドリード(MAD) |
| 搭乗クラス | ビジネスクラス |
| 今回の機材 | Airbus A350-900 |
| 出発時刻(実績) | 01:08 |
| 到着時刻(実績) | 06:06 |
| 実飛行時間 | 11時間58分 |
| 今回の飛行ルート | ロシア上空を通過 |
| 発券 | Trip.com |
| 今回の往復運賃 | 約325,000円(東京発着・全4区間ビジネスクラス) |
| デルタ航空への積算 | MU709便で約15,000マイル |
発券:東京発マドリード往復ビジネスクラスで約32.5万円
今回Trip.comで発券したのは、東京から上海を経由してマドリードへ向かう往復航空券です。
東京〜上海、上海〜マドリードの往復4区間がすべてビジネスクラスで、燃油サーチャージや諸税込みの総額は約325,000円でした。
お盆時期を含む日程だったこともあり、今回の旅行ではこの運賃が中国東方航空を選ぶ大きな理由になりました。
航空券価格は日程や予約クラス、購入時期によって大きく変わります。32.5万円で常に購入できるという意味ではなく、あくまで今回実際に発券した際の金額です。
なお、今回のマドリード行きは羽田から上海へ向かう上海航空FM896便ビジネスクラスからの乗り継ぎでした。前半区間の座席や機内食、羽田空港でのラウンジ利用については別記事で紹介しています。
上海→マドリードはロシア上空ルートで11時間58分
運賃と並んで今回のMU709便で注目していたのが、上海からマドリードまでの飛行ルートです。
実際に搭乗した便は01:08に上海・浦東国際空港を出発し、現地時間06:06にマドリードへ到着しました。
| 出発 | 01:08 上海・浦東 |
|---|---|
| 到着 | 06:06 マドリード |
| 実飛行時間 | 11時間58分 |
| 今回のルート | ロシア上空を通過 |
欧州線では航空会社によって飛行ルートが異なりますが、今回のMU709便はロシア上空を通過してヨーロッパへ向かい、実飛行時間は12時間を切りました。
日本からヨーロッパへ向かう長距離便に慣れていると、この所要時間の短さは印象に残ります。
ただし、実際の飛行ルートや所要時間は気象条件や航空管制などによって変わります。MU709便が毎回まったく同じルート・所要時間になるわけではありません。
上海・浦東国際空港の中国東方航空ラウンジ
上海での乗り継ぎでは、中国東方航空のラウンジを利用しました。


レセプションを抜けると広いラウンジスペースがあり、食事、ドリンク、バーなど複数のエリアに分かれています。
ヌードルバーと点心
食事で特に印象に残ったのが、注文してから作ってもらえるヌードルと点心です。

「MU Noodle」では、その場で麺料理を作ってもらえました。深夜便に乗る前なので軽く済ませるつもりでしたが、せっかくなので一杯いただきました。

蒸籠には肉まんやシュウマイなどの点心も並んでいます。

このほかにもホットミールやサラダなどがあり、深夜便の出発前でも食事の選択肢は十分にありました。


バーカウンターもある

ラウンジの奥にはバーカウンターもあります。
照明を落とした落ち着いたスペースになっていて、食事エリアとは少し雰囲気が違います。出発前にゆっくり過ごしたい場合はこちらも使いやすい場所でした。
A350-900のビジネスクラスへ
今回のMU709便で使用されていたのはエアバスA350-900でした。

ビジネスクラスは落ち着いた色合いでまとめられています。実際に乗ってみると、写真で見ていた以上にすっきりしたキャビンという印象でした。
ドアを閉められる個室タイプ
今回のシートで最も気に入ったのが、通路側にスライドドアが付いていることです。

ドアを閉めると通路側からの視線をかなり遮ることができます。
完全に密閉される個室ではありませんが、長距離便で眠るときには周囲が気になりにくく、今回の約12時間のフライトではありがたい装備でした。

正面には大型のモニターがあります。画面までの距離も十分で、映画を見るときにも使いやすい配置です。
足元と収納


足元にはオットマンがあり、フルフラットにした際にはベッドの一部になります。

サイドテーブルにもある程度のスペースがあり、スマートフォンや飲み物などを置いておけます。
電源とワイヤレス充電


座席周辺には電源類があり、今回のシートにはワイヤレス充電用のスペースも設けられていました。
長距離便ではスマートフォンを頻繁に使うので、座席から動かず充電できるのは便利でした。
機内食:上海発なので中華料理を選択
機内食では中華料理を選びました。
ウェルカムドリンクとメニュー

着席後にはドリンクとおしぼりが提供されました。

メニューを確認し、今回は中華料理のコースを選択しました。
1回目の機内食

最初に提供された前菜です。

メインには牛肉の煮込み料理を選びました。肉は柔らかく、中華らしい香りのある味付けでした。

食後にはフルーツが提供されました。
MU709便は深夜1時台の出発です。ラウンジにもヌードルや点心などがあるため、機内食もしっかり食べたい場合はラウンジで食べすぎない方がよいかもしれません。
私はラウンジでもヌードルを食べたため、機内食まで終えるとかなり満腹になりました。
フルフラットにして就寝
食事が終わったところでシートをフルフラットにしました。

シートは完全に水平になり、ドアも閉められます。
今回の飛行時間は11時間58分あったため、食事後にもまとまった睡眠時間を取ることができました。
上海を深夜に出発し、マドリードには早朝到着というスケジュールなので、機内でしっかり横になって眠れることは到着後の動きやすさにもつながります。
到着前の朝食は中華粥
マドリード到着前には2回目の食事が提供されました。

今回は中華粥を選択しました。
深夜に上海を出発して早朝にマドリードへ到着する便なので、到着前にはこのくらい軽い食事の方が個人的には食べやすかったです。
ラバトリー


ラバトリーは木目調を取り入れた内装です。
今回利用した際はきれいに保たれていました。約12時間の長距離便なので、こうした部分の使いやすさも気になるところですが、今回の搭乗では特に不満はありませんでした。
実際の飛行ルート:ロシア上空を通過してマドリードへ
改めてフライトマップを見ると、今回のMU709便の特徴がよく分かります。

上海を出発したあとロシア上空を通過し、そのままヨーロッパ方面へ向かっています。
このルートで今回の実飛行時間は11時間58分でした。
ロシア上空を通過できることは、中国系航空会社でヨーロッパへ向かう際の所要時間を考えるうえで注目したいポイントです。ただし、実際の飛行経路はその日の気象条件や航空管制などによって変わるため、毎回同じルートになるとは限りません。
デルタ航空スカイマイルは約15,000マイル獲得
中国東方航空はスカイチームに加盟しており、対象となる航空券であればデルタ航空のスカイマイルへ積算できます。
今回はデルタ航空のスカイマイルへ積算し、このMU709便だけで片道約15,000マイルを獲得しました。
約32.5万円で発券した東京〜マドリード往復のうち、上海→マドリードの1区間だけでこれだけのマイルを獲得できたことも、今回の航空券で印象に残った点です。
ただし、獲得できるマイル数は予約クラスや会員ステータスなどによって変わります。中国東方航空のビジネスクラスに乗れば一律で約15,000マイル獲得できるという意味ではありません。
有償の長距離ビジネスクラスを利用する場合は、航空券の価格だけでなく、どのマイレージプログラムへ積算するかまで確認しておくと、航空券全体の価値を比較しやすくなります。
私はチェックイン時にもデルタ航空の会員番号が登録されていることを確認しました。希望するマイレージプログラムがある場合は、搭乗券に会員番号が正しく反映されているか確認しておくと安心です。
早朝マドリード到着、その後は市内へ
MU709便は今回06:06にマドリードへ到着しました。
早朝到着なので、入国後も一日を長く使えるのはメリットです。一方で、ホテルの通常チェックイン時刻まではかなり時間があるため、到着日の過ごし方は事前に考えておいた方がよいと思います。
今回マドリードで宿泊したのは、中心部にあるザ・パレス・ホテル・マドリードです。客室や朝食、マリオットのステータス特典などは宿泊記で詳しく紹介しています。
まとめ:A350個室、ロシア上空ルート、約15,000マイルまで含めて印象に残るフライト
中国東方航空MU709便に実際に搭乗して、特に印象に残ったのはA350-900のドア付きビジネスクラスと、上海からマドリードまで11時間58分だった飛行時間です。
今回は東京発着の全4区間ビジネスクラスを約325,000円で発券。上海からはロシア上空を通過してマドリードへ向かい、MU709便だけでデルタ航空スカイマイルも約15,000マイル獲得しました。
運賃だけを見るのではなく、約12時間でヨーロッパまで移動できること、ドア付きフルフラットシートで眠れること、さらにマイルまで含めて考えると、今回の航空券はかなり満足度の高い内容でした。
もちろん、約32.5万円という運賃、11時間58分という飛行時間、約15,000マイルという獲得実績が毎回再現できるわけではありません。航空券価格、予約クラス、飛行ルートなどはその都度確認する必要があります。
中国東方航空という航空会社名だけで判断するのではなく、「運賃」「機材」「飛行時間」「乗り継ぎ」「マイル積算」をまとめて比較すると、ヨーロッパ行きの選択肢として見え方が変わってくると思います。
MU709便で印象に残ったポイント
- 今回の機材はAirbus A350-900
- ビジネスクラスはドア付きのフルフラットシート
- 上海→マドリードの実飛行時間は11時間58分
- 今回の便ではロシア上空を通過
- 東京発着の往復4区間ビジネスクラスを約325,000円で発券
- 上海・浦東空港では中国東方航空ラウンジを利用
- 今回のMU709便ではデルタ航空スカイマイルを片道約15,000マイル獲得
今回の旅程を続けて読む
今回の旅程の前半は、羽田から上海まで上海航空FM896便ビジネスクラスを利用しました。短距離区間の座席や機内食、羽田でのラウンジ利用はこちらの記事で紹介しています。
マドリード到着後に宿泊したザ・パレス・ホテル・マドリードについても別記事にまとめています。
本記事の運賃、機材、飛行時間、飛行ルート、ラウンジ、機内食、マイル積算などは筆者が搭乗・発券した際の内容です。航空券価格、使用機材、運航時刻、飛行ルート、サービス内容、マイレージ積算条件は変更される場合があります。最新情報は航空会社や各サービスの公式情報をご確認ください。


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