東京発着4区間のビジネスクラス旅も、今回が最後のフライトです。上海・浦東国際空港から成田空港まで、中国東方航空MU523便を利用しました。
使用機材は、往路の上海-マドリード線で利用したMU709便と同じエアバスA350-900。約2時間半の短距離便ですが、ドア付きのフルフラットシートを備えた長距離線仕様のビジネスクラスで運航されていました。
今回の航空券は、東京-上海-マドリードを往復する4区間すべてがビジネスクラスで、料金は324,840円でした。ヨーロッパ往復のビジネスクラスとしては比較的安く、4区間で異なる機材やサービスを体験できた旅程です。
ここまでの流れは、羽田から上海までの上海航空FM896便、上海からマドリードまでの中国東方航空MU709便、マドリードから上海までの中国東方航空MU710便で紹介しています。
MU523便のフライト概要
| 航空会社 | 中国東方航空(China Eastern Airlines) |
| 便名 | MU523 |
| 区間 | 上海・浦東(PVG)→成田(NRT) |
| 搭乗クラス | ビジネスクラス |
| 使用機材 | Airbus A350-900 |
| 出発予定時刻 | 9:05 |
| 実際の出発時刻 | 9:35 |
| 到着予定時刻 | 12:50 |
| 実際の到着時刻 | 13:09 |
| 実飛行時間 | 2時間34分 |
| 航空券 | 東京発着4区間ビジネスクラス |
| 航空券代 | 324,840円 |
上海浦東空港の中国東方航空ラウンジへ
上海・浦東国際空港では、中国東方航空のビジネスクラス利用者向けラウンジで搭乗を待ちました。
案内サインには、「東方・如翼」と「東方・錦晨」の2つのVIPラウンジが表示されています。ファーストクラス・ビジネスクラス利用者のほか、東方万里行の上級会員やスカイチームのエリートプラス会員も対象です。

ラウンジ内には、一人掛けのレザーチェアが並ぶエリアと、食事を取りやすいテーブル席のエリアがあります。座席数は多く、朝の時間帯でも比較的落ち着いた雰囲気でした。

窓に面したダイニングエリアには、二人掛けや四人掛けのテーブルが並んでいます。搭乗前に食事を取ったり、パソコンを広げたりする場合はこちらが使いやすそうです。

乗り継ぎの合間にシャワールームを利用
マドリードから約12時間のフライトを終えたあとだったため、成田便へ乗り継ぐ前にラウンジのシャワールームを利用しました。
室内にはシャワーブースだけでなく、トイレ、洗面台、着替え用のベンチ、クローゼットもあります。乗り継ぎの合間にシャワーを浴び、身支度まで整えられる造りです。
入口近くには木製のベンチが置かれ、壁にはタオルを掛けられるヒーターも設置されていました。床には個包装されたスリッパも用意されています。

洗面台には照明付きの鏡と拡大鏡、壁掛け式のドライヤーがあります。洗面台の周辺にも物を置けるスペースがあり、シャワー後の準備をしやすい環境でした。

クローゼットにはハンガーが用意されているため、シャワーを利用している間に上着を掛けておけます。

シャワーブースはガラス扉で仕切られています。ハンドシャワーのほか、シャンプーとボディソープも備え付けられていました。


トイレは温水洗浄便座付きです。シャワーとトイレが同じ個室にまとまっているため、移動せずに一通り準備できます。

洗面台の横には、紙コップ、歯ブラシセット、綿棒、ティッシュなども用意されていました。乗り継ぎ前に短時間で身支度を整えるには十分な内容です。

A350-900で上海から成田へ
今回のMU523便に使用されたのは、エアバスA350-900です。ラウンジからゲートへ移動すると、中国東方航空の機体が駐機していました。

機内に入ると、往路のMU709便で利用したものと同じ、ドア付きのビジネスクラスシートが並んでいます。
座席配列は1-2-1で、すべての席から通路へ直接アクセスできるタイプです。上海から成田までの短距離便ですが、長距離線と同じシートを利用できました。

各座席は高さのあるパーティションで囲まれており、通路側にはスライド式のドアがあります。ドアを閉めれば周囲からの視線が遮られ、短いフライトでも落ち着いて過ごせます。

ドア付きのビジネスクラスシート
今回利用したのは窓側の一人席です。ベージュを基調としたシートに花柄のヘッドレストカバーが付き、中国東方航空のロゴが入った枕も用意されていました。

シートの横には広めのサイドテーブルがあり、その奥に読書灯と収納スペースがあります。収納部分にはミネラルウォーターが入っていました。

電源とUSBポート
座席横にはユニバーサルタイプの電源コンセント、USBポート、ヘッドホン端子がまとまっています。電源の横には、スマートフォンのワイヤレス充電に対応したスペースもありました。

収納スペース
座席の通路側には、扉のない収納スペースがあります。安全のしおりなどが入っていましたが、上部には小物を置ける余裕もあります。

シートコントローラー
サイドテーブルには、機内エンターテインメント用のリモコンとシート操作パネルが組み込まれています。

リクライニングの操作は、座席横のボタンでも可能です。シートを起こした状態とフルフラットのほか、背もたれや足元を細かく調整できます。読書灯と客室乗務員の呼び出しボタンも同じ場所にまとまっていました。

足元とフルフラットの広さ
モニターの下には足を伸ばすためのスペースがあり、その奥にオットマンが設けられています。足元は奥へ進むにつれて少し狭くなりますが、普通に座っている状態では十分な広さです。

通路側のスライドドアを閉めると、座席全体が半個室のようになります。完全に天井まで仕切られるわけではありませんが、隣席や通路からの視線はほとんど気になりません。

シートはフルフラットまで倒せます。今回は約2時間半のフライトだったため長時間眠ることはありませんでしたが、マドリード線と同じ仕様なので、横になって休むには十分な広さがあります。

足を伸ばすと、オットマンの奥まで収まる形です。長距離便では少し幅が気になる場面もありそうですが、今回の短距離便では不便を感じませんでした。

ウェルカムドリンクとおしぼり
着席後には、水とおしぼりが運ばれてきました。往路のMU709便ではオレンジジュースでしたが、今回は水を頂きました。

日本語表記のあるドリンクメニュー
ドリンクメニューは中国語、英語、日本語、韓国語で記載されていました。
ソフトドリンクはオレンジジュース、アップルジュース、トマトジュース、コーラ、炭酸水など。コーヒーのほか、紅茶、緑茶、ジャスミン茶、烏龍茶なども用意されています。アルコールは赤ワイン、白ワイン、ビールから選べる内容でした。

機内食は点心を中心とした軽めの内容
離陸後は、点心を中心とした軽めの機内食が提供されました。
中央のプレートには、蒸しパンや巻物などの点心と、スライスされた肉料理が並んでいます。別皿にはメロン、オレンジ、パイナップルなどのフルーツと、緑色の菓子が添えられていました。

長距離便のようなコース仕立てではありませんが、飛行時間が2時間半ほどであることを考えると十分な量です。朝の便でも食べやすい、軽めの構成でした。
成田に到着し、4区間の旅が終了
MU523便は9時35分に上海を出発し、13時09分に成田空港へ到着しました。出発は予定より30分遅れ、到着は19分遅れています。実飛行時間は2時間34分でした。
羽田から上海、上海からマドリード、マドリードから上海、そして上海から成田へ。東京発着4区間のビジネスクラス旅は、今回のMU523便で終了です。
まとめ:4区間ビジネスクラスの最終フライト
中国東方航空MU523便では、約2時間半の短距離路線ながら、ドア付きのフルフラットシートを備えたA350-900に搭乗できました。
シートは往路のMU709便と同じ仕様で、収納や電源設備も充実しています。短いフライトでは設備を使い切る時間はありませんが、周囲を気にせず過ごせる個室感は、短距離便でも大きな利点です。
上海浦東空港のラウンジではシャワールームを利用でき、マドリードからの長距離便を終えたあとにリフレッシュしてから成田便へ乗り継げました。機内食は点心を中心とした軽めの内容でしたが、飛行時間を考えれば十分です。
4区間を通して、上海航空のボーイング787、中国東方航空のA350-900とボーイング777-300ERに搭乗し、機材によるシートの違いも体験できました。
今回の航空券は4区間すべてがビジネスクラスで324,840円。中国での乗り継ぎは必要ですが、この価格でヨーロッパを往復できたことを考えると、全体として満足度の高い旅程でした。
MU523便の搭乗メモ
- 上海・浦東から成田までの実飛行時間は2時間34分
- 使用機材はAirbus A350-900
- ビジネスクラスは1-2-1配列のドア付きシート
- すべての座席から通路へ直接アクセス可能
- シートはフルフラットに対応
- 上海浦東空港では中国東方航空のVIPラウンジを利用
- ラウンジには個室のシャワールームあり
- ウェルカムドリンクは水とおしぼり
- 機内食は点心を中心とした軽めの内容
- 東京発着4区間ビジネスクラスの航空券代は324,840円
今回の旅程を通して読む
羽田から上海までは上海航空FM896便、上海からマドリードまでは中国東方航空MU709便、マドリードから上海までは中国東方航空MU710便の記事で紹介しています。
マドリードで宿泊したザ・パレス・ホテル・マドリードについても、客室や朝食を別記事でまとめています。
本記事の出発・到着時刻、飛行時間、使用機材、ラウンジ、機内食などは、実際に搭乗した際の内容です。運航スケジュール、使用機材、ラウンジ、機内サービスは変更される場合があります。最新情報は航空会社および空港の公式情報をご確認ください。


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