2025年8月中国東方航空MU710便のビジネスクラスを利用し、マドリードから上海へ向かいました。
今回は、羽田から上海を経由してマドリードを往復する旅程の復路です。往路で利用した上海航空FM896便、中国東方航空MU709便に続く、4区間中3区間目となります。
航空券は、羽田-上海-マドリードを往復する4区間すべてがビジネスクラスで、料金は324,840円。ヨーロッパ往復のビジネスクラスとしては比較的安かったため、この航空券を購入しました。
マドリードではザ・パレス・ホテル・マドリードに宿泊し、翌朝に空港へ向かっています。
往路のMU709便は、ドア付きシートを備えたエアバスA350-900でした。一方、復路のMU710便に使用されたのはボーイング777-300ERです。シートにドアはありませんが、フルフラットにして休めるため、約12時間の長距離便でも不便は感じませんでした。
MU710便のフライト概要
| 航空会社 | 中国東方航空(China Eastern Airlines) |
| 便名 | MU710 |
| 区間 | マドリード(MAD)→上海・浦東(PVG) |
| 搭乗クラス | ビジネスクラス |
| 機材 | Boeing 777-300ER |
| 出発予定時刻 | 11:05 |
| 実際の出発時刻 | 11:38 |
| 到着予定時刻 | 翌日5:50 |
| 実際の到着時刻 | 翌日5:45 |
| 実飛行時間 | 12時間07分 |
| 航空券 | 東京発着4区間ビジネスクラス |
| 航空券代 | 324,840円 |
| マイル積算 | デルタ航空スカイマイルへ積算 |
マドリード空港でチェックイン
出発当日は、マドリード・バラハス空港のSkyPriorityカウンターでチェックインしました。ビジネスクラス利用者向けの専用レーンが設けられており、ほとんど待つことなく手続きを終えています。

保安検査ではFast Trackを利用できました。チェックインから制限エリアに入るまで大きな混雑はなく、出発前の時間にも余裕があります。

出発前はCibeles VIP Loungeを利用
保安検査を通過したあとは、ターミナル1にあるCibeles VIP Lounge(Sala VIP Cibeles)へ向かいました。
ラウンジ内には、ビュッフェ、ドリンクコーナー、バーカウンターなどが設けられています。窓際には駐機場を眺められる席もあり、搭乗まで落ち着いて過ごせる空間です。
食事はパンやサラダ、サンドイッチなどの軽食が中心。温かい料理をしっかり食べるというより、長距離便に乗る前に軽く食事を済ませるのに向いた内容でした。
ビュッフェには、ナッツやオリーブ、シリアルなどが並んでいます。機内食が控えていたため、ここでは少しつまむ程度にしました。

パンコーナーには、バゲットや丸パンが用意されています。

サラダバーには、クスクス、モッツァレラ、ミニトマトなどが並んでいました。パンと組み合わせれば、出発前の軽い食事としては十分です。

冷蔵ケースにはジュースのほか、コーラやスプライトなどの瓶入りソフトドリンクが入っています。

バーカウンターには赤ワインや白ワイン、スピリッツなども揃っていました。

別の冷蔵ケースには、サンドイッチやチーズ、瓶ビールなどが並びます。食事は冷たいものが中心ですが、軽食の選択肢はひと通り揃っていました。

窓側にはテラス風のソファ席があり、駐機場を眺めながら過ごせます。ラウンジ内でも特に開放感があり、搭乗までこの付近で休みました。


MU710便はA9ゲートから出発
出発案内板には、11時05分発の上海行きMU710便が表示されていました。この日の搭乗ゲートはA9です。

実際の出発時刻は11時38分で、予定より約30分遅れました。ただし、上海には予定より5分早い5時45分に到着。実飛行時間は12時間07分です。
B777-300ERのビジネスクラスへ
今回の搭乗機材はボーイング777-300ER。ゲートに駐機している機体を確認してから搭乗します。

ビジネスクラスは、座席の周囲をパーティションで囲んだポッド型のシートです。往路のA350-900にあったスライドドアはありませんが、着席すると通路からの視線はある程度遮られます。


シートはやや年季を感じるデザインですが、長距離便で過ごすのに必要な広さは確保されています。花柄のヘッドレストも特徴的で、往路のA350とはキャビンの雰囲気が大きく異なりました。
正面には大型のモニターが設置されています。モニターは折りたたんで収納できるタイプで、足元にも十分な奥行きがありました。シートを倒すとフルフラットになります。

シート操作と収納スペース
座席横には、シートポジションを調整するボタンと、エンターテインメント用の操作パネルがあります。


シートは、食事中の姿勢からフルフラットまで細かく調整できます。約12時間のフライトなので、体勢を変えながら過ごせるのは助かります。

座席横の収納スペースには、ミネラルウォーターとエンターテインメント用のリモコンが入っていました。

頭上には小さなオープン棚が設けられており、枕や寝具などを置くことができます。

アメニティと持ち帰り可能なパジャマ
座席には、中国東方航空のロゴが入った巾着型のアメニティポーチとスリッパが用意されていました。

さらに、中国東方航空のロゴが入ったパジャマも用意されています。写真はLサイズで、使用後は持ち帰ることができました。長距離便で着替えて休めるだけでなく、自宅でも使えるのはうれしいところです。

枕は窓側の棚に置かれていました。

ウェルカムドリンクとおしぼり
着席後には、ウェルカムドリンクのオレンジジュースとおしぼりが運ばれてきました。

テーブルは木目調で、使用しないときは折りたたんで収納できます。

離陸後の機内食
離陸後は、ドリンクメニューを見ながら飲み物を選びます。ソフトドリンクや紅茶のほか、ワイン、シャンパン、スピリッツまでひと通り揃っていました。

最初の食事は前菜から始まります。冷製の肉料理に細切りの野菜とソースが添えられ、パン、スープ、バターも一緒に運ばれてきました。

メインには、照り焼き風に味付けされた肉料理を選択。セロリやパプリカなどの野菜が添えられていました。

飲み物はコーラを注文しました。瓶と氷入りのグラスで提供されます。

デザートは、ハーゲンダッツのストロベリーチーズケーキ味とリンドールのチョコレート。食事の締めには十分なボリュームです。

フルフラットにして休む
食事を終えたあとは、シートをフルフラットにして休みました。

飛行時間は12時間を超え、上海への到着は早朝です。完全に横になれるため、到着までまとまった睡眠を取ることができました。
往路のA350-900のようなドアはありませんが、座席の周囲にはパーティションがあります。眠る際も、通路からの視線はそれほど気になりませんでした。
食事の合間にもらったスナック
食事の合間には、小袋のミックスレーズンとハチミツ味のクルミ菓子をもらいました。量は多くありませんが、小腹が空いたときにつまむにはちょうどよい内容です。

上海到着前の機内食
上海への到着が近づくと、2回目の食事が始まります。
最初に運ばれてきたのは、フルーツ、サラダ、生ハムのプレートとパンです。早朝の到着前でも食べやすい、比較的軽めの構成でした。

温かい料理は、白いご飯に甘辛い肉料理、人参、チンゲン菜を合わせたプレート。上海到着前らしい中華系の内容です。

上海に到着し、羽田行きへ乗り継ぎ
MU710便は5時45分に上海・浦東国際空港へ到着。マドリードの出発は約30分遅れましたが、到着は予定より5分早くなりました。
上海到着後は、今回の旅程で最後となる羽田行きの便へ乗り継ぎます。約12時間の長距離便を終え、羽田発着4区間のビジネスクラス旅程も残すところあと1区間です。
まとめ
中国東方航空MU710便のビジネスクラスは、往路のMU709便で利用したA350-900と比べると、シートや機内設備にやや年季を感じます。
一方で、座席はフルフラットになり、周囲のパーティションも十分な高さがありました。ドア付きではないものの、約12時間のフライトで横になって休むという点では、不便を感じませんでした。
機内食は離陸後と到着前の2回。食事の合間にはスナックも配られ、持ち帰り可能なパジャマも用意されています。
マドリード空港ではSkyPriorityとFast Trackを利用でき、出発前はCibeles VIP Loungeで過ごしました。ラウンジの食事は軽食が中心でしたが、長距離便の前に休む場所としては十分です。
今回購入した航空券は、羽田-上海-マドリードを往復する4区間すべてがビジネスクラスで324,840円でした。最新型のシートではありませんが、この価格でヨーロッパを往復できたことを考えると、十分に納得できる内容です。
MU710便の搭乗メモ
- マドリードから上海までの実飛行時間は12時間07分
- 使用機材はBoeing 777-300ER
- ビジネスクラスはパーティション付きのポッド型シート
- シートはフルフラットになり、長時間の睡眠も可能
- 中国東方航空のパジャマは持ち帰り可能
- マドリード空港ではSkyPriorityとFast Trackを利用
- 出発前はCibeles VIP Loungeを利用
- 機内食は離陸後と上海到着前の2回
- 食事の合間にはスナックが配られた
- 航空券代は4区間ビジネスクラスで324,840円
- デルタ航空スカイマイルへ積算
今回の旅程を続けて読む
羽田から上海までの往路前半は上海航空FM896便、上海からマドリードまでの往路後半は中国東方航空MU709便の記事で紹介しています。
マドリードで宿泊したザ・パレス・ホテル・マドリードについても、客室や朝食を別記事でまとめています。
本記事の出発時刻、到着時刻、飛行時間、使用機材、ラウンジ、機内食などは、実際に搭乗した際の内容です。運航スケジュールや使用機材、ラウンジ、機内サービスは変更される場合があります。


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