2025年4月、ベトナム航空の成田発ダナン行きVN319便に搭乗しました。デルタ航空のスカイマイルを使い、ビジネスクラスを40,000マイルと税金・手数料4,160円で発券。座席は2Gです。
成田を午前9時に出発し、ダナンには現地時間12時40分に到着する昼行便です。当日は大きな遅延もなく、ほぼ予定どおりに着きました。乗り継ぎなしで成田からダナンへ直接移動できるのは便利ですが、使用機材のビジネスクラスはフルフラットにならないタイプです。座席の広さには余裕がある一方、設備はかなりシンプルでした。
この記事では、成田空港で利用したファストトラックとラウンジ、座席、機内食、デルタマイルでの発券内容を、実際の写真とともにまとめます。
VN319便の搭乗情報
| 航空会社 | ベトナム航空 |
| 便名 | VN319 |
| 搭乗時期 | 2025年4月 |
| 区間 | 成田国際空港 → ダナン国際空港 |
| 出発・到着時刻 | 9:00発/12:40着 |
| クラス・座席 | ビジネスクラス 2G |
| 発券 | デルタ スカイマイル40,000マイル+4,160円 |
成田空港ではファストトラックを利用
ベトナム航空のビジネスクラス利用者は、成田空港で優先サービスを利用できます。保安検査ではスカイプライオリティ対象者向けのファストトラックが案内されました。一般レーンが混雑しているときには、待ち時間を短縮できます。

デルタ スカイマイルのゴールドメダリオンを持っていますが、今回はもともとビジネスクラスでの搭乗だったため、ステータスによる追加の恩恵を感じる場面はほとんどありませんでした。優先チェックインやラウンジ、優先搭乗、受託手荷物の優遇は、ビジネスクラスの航空券にすでに含まれているためです。
エコノミークラス利用時であればゴールドメダリオンの資格が役立ちますが、今回はサービスの多くが重複していました。
チェックイン時に案内されたのは、成田空港第1ターミナルにあるNARITA PREMIER LOUNGEでした。

NARITA PREMIER LOUNGEを利用

入口の壁は幾何学模様のパネル張りです。案内板には利用時間7:30〜21:00と、プライオリティ・パスやクレジットカード付帯のラウンジ特典では利用できない旨の注意書きが出ていました。航空会社から案内を受けた対象者向けのラウンジです。

ソファ席や一人用の椅子が並び、搭乗まで落ち着いて過ごせます。訪問時は五月人形と鯉のぼりを使った、季節に合わせた飾り付けがされていました。

奥には白い花を組み合わせたウォールアートのエリアもあり、座席数は比較的多めです。

ラウンジの食事
食事はパンやサラダ、温かい料理などが用意されていました。朝の出発便だったため、クロワッサンやロールパンなど軽く食べられるものが中心です。

ドリンクカウンターにはワインやコーヒーマシンが並び、隣のバスケットにはクロワッサンや惣菜パンが盛られていました。

ホットミールにはスクランブルエッグやソーセージ、彩り野菜が並んでいました。機内では昼食が用意されるため、ラウンジでは軽めに済ませました。出発前に座って休憩し、簡単な朝食を取るには十分な内容です。
VN319便のビジネスクラス

機内前方にあるビジネスクラスは、通路を挟んで左右に2席ずつの配置です。座席は一般的な国内線の上位クラスに近い形で、前後の間隔には余裕があります。足元も広く、エコノミークラスよりはかなり楽に過ごせました。

座席脇のポケットにはアメニティが収まり、枕はビニール包装のまま置かれていました。シートはフルフラットにはならず、リクライニング操作も電動式ではなく、ひじ掛け部分のレバーを使うタイプです。
今回利用した2G席の周辺では、機内Wi-FiやACコンセント、USBポートを確認できませんでした。機内でスマートフォンなどを使う場合は、あらかじめ充電しておくと安心です。
成田からダナンまでは数時間の昼行便なので、座席が広いだけでも移動は楽になります。ただし、ビジネスクラスらしい個室感や、フルフラットシートで休める環境を期待すると、物足りなさがあります。
最近は日本からダナンを訪れる人も増えているため、この直行便にもフルフラット仕様の機材が導入されると、さらに利用しやすくなると思います。
機内食のメニュー
VN319便では離陸後に昼食が提供されました。メニューには朝食と昼食の内容が記載されており、昼食は和食と洋食・アジア料理から選べる構成です。

昼食の和食は、前菜、酢の物、味噌汁、主菜、ご飯、パン、チーズ、フルーツ、デザートという内容です。洋食・アジア料理は、スモークツナのサラダ、人参のスープ、フレッシュサラダに加え、牛フィレ肉やグリルチキンなどが選択肢として掲載されていました。
ドリンクメニュー
ドリンクはシャンパン、赤・白ワイン、ビール、カクテル、ソフトドリンク、コーヒー、紅茶などから選べます。

アルコールだけでなく、ソフトドリンクや温かい飲み物も用意されており、食事に合わせて選べる内容でした。
VN319便の機内食
食事の前に飲み物とミックスナッツが提供されました。

続いてアミューズが運ばれてきます。サーモンやハムなどを少量ずつ盛り合わせた内容でした。

その後、前菜とサラダがトレーにまとめて提供されました。

メインには牛肉料理を選びました。牛肉に濃いめのソースがかかり、マッシュポテトと野菜が添えられています。

デザートはケーキとチーズ、フルーツの盛り合わせです。

料理は一皿ずつ提供され、ゆっくり食事ができました。内容は比較的オーソドックスですが、昼行便の機内食としては十分な量です。
デルタ40,000マイルで発券
今回の航空券は、デルタ スカイマイル40,000マイルと税金・手数料4,160円で発券しました。発券時に確認した同区間のエコノミークラスは22,500マイルだったため、差は17,500マイルです。
フルフラットシートではありませんが、座席の広さに加え、ラウンジ、優先サービス、ビジネスクラスの機内食を利用できます。この差でビジネスクラスを選べるのであれば、私としては40,000マイルを使う価値があると感じました。
成田からダナンまで乗り継ぎなしで移動できることも、この特典航空券を選んだ理由です。現金で購入すると高くなる日もあるため、空席が見つかればマイルでの発券を検討しやすい路線だと思います。
ただし、座席はフルフラットではありません。機内でしっかり休みたい方は、フルフラットシートを備えたハノイやホーチミン経由便も検討するとよいでしょう。
ダナンで直接入国できるのもメリット
直行便には、ダナン国際空港でそのまま入国できるメリットもあります。ホーチミンで入国して国内線へ乗り継ぐ場合、到着便が集中する時間帯には入国審査でかなり並ぶことがあります。入国後に荷物を受け取り、国内線へ移動する必要もあるため、乗り継ぎ時間には余裕を持たせなければなりません。
ダナン空港も国際線の到着が重なると入国審査に列ができますが、入国後はそのまま市内やホテルへ移動できます。今回もGrabを呼び、そのままホテルへ向かいました。途中で国内線へ乗り継ぐ必要がない点は、直行便ならではの楽さです。
ダナンにはビーチ沿いのリゾートから市街地のホテルまで選択肢が多く、滞在目的によって向いているエリアも異なります。宿泊先を検討している方は、ダナンのホテルを比較した記事も参考にしてください。
座席の設備だけを比べれば、ハノイやホーチミン経由のフルフラット便が有利です。一方で、乗り継ぎと入国手続きの負担を避けたい場合は、成田からダナンへ直接向かうVN319便にも十分なメリットがあります。
フルフラット仕様の座席との違い
ベトナム航空では、使用される機材によってビジネスクラスの座席仕様が異なります。私は別の機会に、ハノイから仁川へ向かうVN416便でフルフラットシートを利用しました。
VN319便の座席は前後の間隔が広く、昼間の移動であれば十分に楽ですが、VN416便で利用したフルフラット仕様とは快適性に違いがあります。機内で休むことを重視する場合は、予約前に使用機材と座席表を確認しておくと安心です。
VN319便に乗った感想
ベトナム航空VN319便のビジネスクラスは、座席が広く、成田からダナンまで直接移動できることが大きなメリットです。午前9時に出発し、現地の昼過ぎに到着するため、到着後も時間を使えます。当日も特に目立った遅延はなく、予定どおり到着しました。
一方、シートはフルフラットではなく、リクライニング操作もレバー式です。設備面では、広い座席でゆったり移動できるという程度で、新しい長距離国際線のビジネスクラスとは異なります。
直行便の便利さとダナンで直接入国できることを優先するならVN319便、機内でしっかり休むことを優先するならフルフラット仕様の経由便、という選び方になります。
今回はデルタ40,000マイルと4,160円で発券しましたが、乗り継ぎなしでビジネスクラス、ラウンジ、優先サービスをまとめて利用できることを考えると、マイルの使い道としては悪くない内容でした。今後、成田―ダナン線にもフルフラット仕様の機材が導入されることを期待したいところです。


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