【搭乗記】ベトナム航空 VN134 ビジネスクラス|ホーチミンT3からダナンへ、1時間でも機内食

2025年12月、ベトナム航空VN134便のビジネスクラスで、ホーチミンからダナンへ移動しました。

仁川を出発し、ホーチミン、ダナン、ハノイを経由して仁川へ戻る旅程の2区間目です。旅程全体はANAマイルを使ってビジネスクラスで発券し、必要マイル数は往復62,000マイル。このホーチミン-ダナン間の国内線も、同じ特典航空券に含まれていました。

飛行時間はわずか1時間ですが、ビジネスクラスでは保安検査の優先レーン、ラウンジ、機内食、ダナン到着後の専用バスまで利用できます。

一方、当日は出発が定刻より1時間54分遅れました。それでも待ち時間をそれほど長く感じなかったのは、タンソンニャット国際空港の新しい国内線T3と、同じフロアに並ぶ2つのラウンジが予想以上に充実していたためです。

この記事では、国内線T3、ベトナム航空のロータスラウンジ、プライオリティ・パスで利用したThe SENS Business Lounge、A321のビジネスクラス、機内食、ダナン到着後の専用バスについて、搭乗時の写真とともに紹介します。

タンソンニャット国際空港T3のベトナム航空チェックインカウンター

タンソンニャット国際空港T3のベトナム航空チェックインカウンター

ベトナム航空VN134便のフライトデータ

搭乗時期 2025年12月
便名 VN134
区間 ホーチミン(SGN)→ダナン(DAD)
クラス ビジネスクラス
機材 エアバスA321-231
登録記号 VN-A393
定刻 15時15分発/16時35分着
実際の運航 17時09分発/18時09分着
飛行時間 1時間00分
発券方法 ANAマイル特典航空券
旅程 ICN-SGN-DAD-HAN-ICN
必要マイル 旅程全体でビジネスクラス往復62,000マイル

ゲートでは一度15時50分出発と案内されましたが、その後も遅延が続き、実際に出発したのは17時09分でした。

ダナン到着後に乗り継ぎの予定はありませんでしたが、同日中にツアーやレストランを予約する場合は、遅延を考慮して時間に余裕を持たせた方が安心です。

目次

ホーチミン空港の新しい国内線T3

VN134便が出発したのは、タンソンニャット国際空港の国内線T3です。

これまで利用したホーチミンの国内線ターミナルには、混雑している印象がありました。しかしT3は天井が高く、床や設備も新しく、従来のターミナルとは雰囲気が大きく異なります。

訪問したのは年末だったため、ターミナル内にはクリスマスの装飾も残っていました。

タンソンニャット国際空港T3の保安検査場とクリスマス装飾

タンソンニャット国際空港T3の保安検査場とクリスマス装飾

ビジネスクラスのPriority Lane

保安検査場には、優先利用者向けの「Priority Lane」があります。

ビジネスクラスの搭乗券を提示し、一般レーンとは別の優先レーンへ進みました。この日は一般レーンもそれほど混んでいなかったため、待ち時間に大きな差はありませんでしたが、混雑する時間帯には便利なサービスです。

タンソンニャット国際空港T3のPriority Lane案内

タンソンニャット国際空港T3のPriority Lane案内

保安検査を通過した後は、エスカレーターで4階へ向かいます。T3のラウンジは、この4階に集まっていました。

4階に並ぶ9つのVIPラウンジ

4階の案内図には、「VIP1」から「VIP9」まで9つのラウンジ区画が横一列に表示されています。

航空会社のラウンジだけでなく、空港運営会社やベトナム国内の銀行名を冠したラウンジも並んでいました。

タンソンニャット国際空港T3の4階ラウンジ案内図

タンソンニャット国際空港T3の4階ラウンジ案内図

今回利用したのは、ベトナム航空のビジネスクラス搭乗券で入室したロータスラウンジと、プライオリティ・パスで入室したThe SENS Business Loungeの2か所です。

2つのラウンジは同じフロアにあり、徒歩で簡単に移動できます。出発が遅れたため、今回は両方を利用する時間がありました。

ベトナム航空ロータスラウンジ

最初に利用したのは、ベトナム航空のビジネスクラス搭乗券で入室できるロータスラウンジです。

入口にはベトナム航空のロータスロゴと、スカイチームのロゴが掲げられていました。

タンソンニャット国際空港T3のベトナム航空ロータスラウンジ入口

タンソンニャット国際空港T3のベトナム航空ロータスラウンジ入口

入口横には、利用対象となる航空会社の一覧も掲示されています。

ロータスラウンジ入口に掲示された提携航空会社一覧

ロータスラウンジ入口に掲示された提携航空会社一覧

明るく開放的な座席エリア

ラウンジ内は、明るい木目調の床とキャメル色のチェアでまとめられています。

天井には円形の照明が並び、国内線ラウンジとしては十分な広さがありました。窓側の席からは駐機場も見えます。

ベトナム航空ロータスラウンジの座席エリア

ベトナム航空ロータスラウンジの座席エリア

訪問した年末の夕方はある程度利用者がいましたが、座席を探すほどの混雑ではありませんでした。

ロータスラウンジの食事

食事はビュッフェ形式で、サラダ、フルーツ、ハム、チーズ、温かい料理などが並んでいます。

ロータスラウンジのフルーツと副菜

ロータスラウンジのフルーツと副菜

ロータスラウンジのサラダとコールドカット

ロータスラウンジのサラダとコールドカット

温かい料理には、野菜の炒め物や肉料理などが用意されていました。

ロータスラウンジの温かい料理

ロータスラウンジの温かい料理

食事の品数は多く、搭乗前に軽く食べるには十分な内容です。ただし、この後の機内でも食事が提供されたため、取りすぎない方がよかったと感じました。

ビールとソフトドリンク

ソフトドリンクやビールは、大型の冷蔵庫にまとめて入っています。

水、ペプシ系のソフトドリンク、ベトナムの缶ビール、牛乳、ヨーグルトなどが用意されていました。

ロータスラウンジのビールとソフトドリンクの冷蔵庫

ロータスラウンジのビールとソフトドリンクの冷蔵庫

ビールはセルフサービスで、好みの銘柄を冷蔵庫から取る形式です。

コーヒーマシン

コーヒーはタッチパネル式の全自動マシンです。エスプレッソ、アメリカーノ、カプチーノなどを選べます。

ロータスラウンジの全自動コーヒーマシン

ロータスラウンジの全自動コーヒーマシン

紅茶のティーバッグやボトル入りの水も、同じカウンターに用意されていました。

ロータスラウンジは、明るく清潔で、食事やドリンクの種類も十分です。特別に目立つ設備はありませんが、搭乗まで落ち着いて過ごせる使いやすいラウンジでした。

The SENS Business Lounge

出発の遅延が分かったため、ロータスラウンジを出た後に、隣のThe SENS Business Loungeも利用しました。

この日はプライオリティ・パスを提示して入室しています。利用条件や提携プログラムは変更される可能性があるため、訪問時にアプリや入口の案内を確認するのが確実です。

タンソンニャット国際空港T3のThe SENS Business Lounge入口

タンソンニャット国際空港T3のThe SENS Business Lounge入口

ロータスラウンジが明るい木目調なのに対し、The SENSは黒、ネイビー、ゴールドを中心とした落ち着いたデザインです。

The SENS Business Loungeの提携カードと会員プログラム一覧

The SENS Business Loungeの提携カードと会員プログラム一覧

落ち着いた座席エリア

窓側にはカウンター席が並び、壁側にはソファとテーブル席があります。

フライト情報を表示するモニターも見やすい場所にあり、搭乗時刻を確認しながら過ごせました。

The SENS Business Loungeのソファ席とカウンター席

The SENS Business Loungeのソファ席とカウンター席

The SENS Business Loungeのテーブル席とフライト情報モニター

The SENS Business Loungeのテーブル席とフライト情報モニター

ロータスラウンジよりも照明は暗めですが、利用者が少なく、静かに過ごせる空間でした。

作りたてのフォーを注文できるライブキッチン

The SENSで最も印象に残ったのが、ライブキッチンです。

カウンターの奥に厨房があり、フォーや鶏肉入りの春雨などを、その場で調理してもらえます。

The SENS Business Loungeのライブキッチン

The SENS Business Loungeのライブキッチン

カウンターには料理のサンプルが並び、フォー、鶏肉の春雨、目玉焼き、ゆで卵などから選べました。

The SENS Business Loungeライブキッチンの料理サンプル

The SENS Business Loungeライブキッチンの料理サンプル

空港ラウンジで作りたてのフォーを食べられることは、The SENSを選ぶ大きな理由になります。

ビュッフェの料理

ビュッフェ台には、サラダ、コールドカット、フルーツ、温かい肉料理などが並んでいました。

The SENS Business Loungeのビュッフェカウンター

The SENS Business Loungeのビュッフェカウンター

The SENS Business Loungeの温かい肉料理

The SENS Business Loungeの温かい肉料理

器は白い陶器で統一され、料理全体が見やすく並べられています。品数とライブキッチンを含めると、食事はロータスラウンジよりも充実していると感じました。

コーヒー、ワイン、ビール

ドリンクカウンターには、全自動コーヒーマシン、紅茶、ワインなどが用意されています。

The SENS Business Loungeのコーヒーマシンとワイン

The SENS Business Loungeのコーヒーマシンとワイン

The SENS Business Loungeのカップとグラス

The SENS Business Loungeのカップとグラス

冷蔵庫には、ソフトドリンク、水、ビール、ヨーグルトなどが入っていました。

The SENS Business Loungeのビールとソフトドリンクの冷蔵庫

The SENS Business Loungeのビールとソフトドリンクの冷蔵庫

ロータスラウンジとThe SENSの違い

ロータスラウンジは明るく開放的で、航空会社ラウンジらしい使いやすさがあります。

一方、The SENSは落ち着いた内装で、ライブキッチンのフォーが特徴です。食事を重視するならThe SENS、明るい空間で搭乗を待ちたいならロータスラウンジが合うと思います。

ベトナム航空のビジネスクラス搭乗時でも、プライオリティ・パスを持っている場合は、The SENSに立ち寄る価値があります。

14番ゲートから搭乗

VN134便の搭乗ゲートは14番でした。

ゲートのモニターには、当初15時50分出発と表示されていました。定刻は15時15分だったため、この時点では35分の遅延です。

タンソンニャット国際空港T3の14番ゲートに表示されたVN134便

タンソンニャット国際空港T3の14番ゲートに表示されたVN134便

その後も出発時刻が遅れ、実際の出発は17時09分となりました。

ゲートでは大きな混乱はありませんでしたが、次の出発時刻や遅延理由について、詳しい説明は少なかったと記憶しています。

この日はダナン到着後に宿泊するだけだったため、旅程への大きな影響はありませんでした。到着後に予定を入れる場合は、遅延を想定しておいた方がよいと思います。

A321のビジネスクラス

VN134便の機材はエアバスA321-231で、登録記号はVN-A393でした。

ビジネスクラスは2-2配列。短距離路線向けのリクライニングシートです。

ベトナム航空A321のビジネスクラスキャビン

ベトナム航空A321のビジネスクラスキャビン

シートはベージュを基調とし、蓮の花をあしらった柄が入っています。

座り心地には問題ありませんでしたが、アームレストやシート表面には使用年数を感じる部分もありました。新しいT3を利用した直後だったこともあり、機内設備の古さが少し目立ちます。

ベトナム航空A321ビジネスクラスの窓側席

ベトナム航空A321ビジネスクラスの窓側席

リクライニングとレッグレスト

シートコントロールは、アームレストの内側にあります。

リクライニング、ランバーサポート、レッグレスト、フットレストを個別に操作できました。

ベトナム航空A321ビジネスクラスのシートコントロール

ベトナム航空A321ビジネスクラスのシートコントロール

ボタンの印字には擦れが見られましたが、飛行時間1時間の国内線でレッグレストまで付いている点は十分です。

個人モニターはなし

座席には個人用のエンターテインメントモニターはありません。

チャンネルと音量を操作する物理ボタンがあり、映像は機内前方の共用モニターに表示される形式です。

ベトナム航空A321のチャンネルと音量操作ボタン

ベトナム航空A321のチャンネルと音量操作ボタン

飛行時間が1時間のため、個人モニターがなくても特に不便は感じませんでした。

最前列の座席

最前列の隔壁には、機内誌や安全のしおりを入れるポケットが設置されています。

年末の便だったため、隔壁にはクリスマスリースが飾られていました。

ベトナム航空A321最前列の隔壁に飾られたクリスマスリース

ベトナム航空A321最前列の隔壁に飾られたクリスマスリース

ベトナム航空A321最前列のシートポケット

ベトナム航空A321最前列のシートポケット

最前列は足元に余裕がある一方、離着陸時には手荷物を頭上の収納棚へ入れる必要があります。

1時間の国内線でも機内食を提供

離陸後、最初にアップルジュースをいただきました。

プラスチックカップではなく、細身のグラスとコースターで提供されます。短距離の国内線でも、ビジネスクラスらしいサービスです。

ベトナム航空ビジネスクラスで提供されたアップルジュース

ベトナム航空ビジネスクラスで提供されたアップルジュース

スープとコールドプレート

飛行時間は1時間ですが、ドリンクだけではなく、トレイに載せた機内食も提供されました。

内容は、コーンスープ、コーヒー、コールドプレートです。

ベトナム航空VN134便ビジネスクラスの機内食

ベトナム航空VN134便ビジネスクラスの機内食

コールドプレートには、ホタテのオープンサンド、サラミのカナッペ、チーズと野菜のピンチョスが盛り付けられていました。

ホタテには魚卵とディルが添えられています。スープは温かい状態で提供され、短距離便の食事としては十分な内容でした。

ラウンジを2つ利用した後だったため完食できませんでしたが、機内食が提供されることを事前に把握していれば、ラウンジでの食事を少なめにしていたと思います。

客室乗務員の対応も丁寧で、遅延について機内で声をかけてもらったことが印象に残りました。

ダナン到着後はビジネスクラス専用バス

18時09分、ダナン国際空港に到着しました。飛行時間はちょうど1時間です。

機体はボーディングブリッジではなく、ターミナルから離れた場所に到着しました。

ビジネスクラスの乗客には、一般の乗客とは別に専用バスが用意されています。車体には「HẠNG THƯƠNG GIA/BUSINESS CLASS」と表示されていました。

ダナン国際空港で用意されたビジネスクラス専用バス

ダナン国際空港で用意されたビジネスクラス専用バス

車内は大型の空港連絡バスではなく、座席を備えた小型バスです。

ビジネスクラスの乗客だけで利用するため、全員が座った状態でターミナルまで移動できました。

ダナン空港のビジネスクラス専用バス車内

ダナン空港のビジネスクラス専用バス車内

ビジネスクラス専用バスの運転席と車内前方

ビジネスクラス専用バスの運転席と車内前方

短い距離ではありますが、混雑したバスに立ったまま乗る必要がない点は、到着後に感じられるビジネスクラスのメリットです。

まとめ:短距離でも地上サービスが充実したビジネスクラス

ベトナム航空VN134便は、ホーチミンからダナンまで飛行時間約1時間の国内線です。

機材はA321で、ビジネスクラスは2-2配列のリクライニングシートでした。個人モニターはなく、設備にも経年を感じますが、短距離便としては十分な座席です。

印象に残ったのは、機内だけでなく出発前後のサービスでした。タンソンニャット国際空港の国内線T3ではPriority Laneを利用でき、ベトナム航空のロータスラウンジに加え、プライオリティ・パスでThe SENS Business Loungeにも入りました。

The SENSではライブキッチンで作りたてのフォーを注文できます。明るく開放的なロータスラウンジとは雰囲気が異なるため、時間があれば両方を利用するのもよいと思います。

機内では、飛行時間1時間にもかかわらず、温かいスープとコールドプレートが提供されました。ダナン到着後にはビジネスクラス専用バスも用意され、短距離でも優先サービスを実感できます。

気になったのは定時性です。当日は出発が定刻より1時間54分遅れたため、ダナン到着後に予定や乗り継ぎを入れる場合は、時間に余裕を持たせた方が安心です。

今回はANAマイルで発券したベトナム周遊の一部として利用しました。国内線だけを目的にビジネスクラスを選ぶ必要性は高くありませんが、国際線と組み合わせた特典航空券で選べるなら、ビジネスクラスを押さえる価値はあると感じました。

ベトナム航空VN134便の搭乗メモ

  • ホーチミンからダナンまで飛行時間1時間
  • A321のビジネスクラスは2-2配列
  • ANAマイルで発券した周遊特典航空券の一部
  • 出発は定刻より1時間54分遅れ
  • ロータスラウンジとThe SENSを利用
  • 1時間の国内線でも機内食を提供
  • ダナン到着後はビジネスクラス専用バスで移動

ベトナム航空ビジネスクラスの搭乗記

ベトナム航空の国際線ビジネスクラスにも搭乗しています。国内線VN134便との座席、機内食、ラウンジの違いも紹介しています。

本記事のフライト時刻、機材、ラウンジ、機内食、優先サービスなどは、2025年12月に搭乗した際の内容です。運航機材、ラウンジの利用条件、提供サービスは、搭乗日や運航状況によって変更される場合があります。

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この記事を書いた人

会社員として働きながら、年間約50泊のホテル滞在と国内外のフライトを記録しています。これまで約30か国を訪問し、ヒルトン・ダイヤモンド、マリオット・プラチナ、JGC、SFC、デルタ・ゴールドの特典を実際に利用。宿泊料金、ポイント、アップグレード、ラウンジ、朝食などを、良かった点と気になった点の両方を含めて紹介しています。

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