【搭乗記】上海航空 FM896便 ビジネスクラス|羽田→上海 2時間の贅沢!個室B787でフルフラットシート

今回のフライトは、単なる上海行きの移動ではありません。
実はこれ、マドリード(スペイン)へ向かう長い旅のプロローグなのです。

羽田から上海・浦東を経由し、そこから欧州へ飛ぶルート。その第一区間として搭乗したのが、上海航空 FM896便です。
上海航空は中国東方航空の完全子会社であり、同じ「スカイチーム」メンバー。そのため、機材やサービスは親会社と同等の高いクオリティが担保されています。

羽田を夕方に出発するこの路線。実飛行時間はわずか2時間19分という短さですが、今回は最新鋭のボーイング787-9型機、しかもフルフラットになる個室シートが投入されていると聞き、期待に胸を膨らませて搭乗しました。

「欧州行きのウォーミングアップ」として、この贅沢なショートフライトはどのような体験をもたらしてくれたのか。
獲得したマイルの実績も含め、シートの寝心地から機内食まで、忖度なしで詳しくレビューしていきます。

FM896便 ビジネスクラスのハイライト

  • 過剰なまでの快適性:実飛行2時間強の路線に投入されたフルフラット個室
  • 意外なラウンジ提携:スカイチーム加盟便ながら羽田では「JALサクララウンジ」を利用可能
  • マイル戦略:この短距離区間だけでデルタ航空マイルを「2,811マイル」獲得
目次

フライトログ:2時間19分の「贅沢なショートトリップ」

まずは今回の実際のフライトデータをご覧ください。
偏西風の影響もあり、飛行時間は国内線と変わらないほどの短さでした。

FM896 運航実績

航空会社 上海航空 (Shanghai Airlines)
便名 FM896 (MU8634)
区間 東京/羽田 (HND) ➝ 上海/浦東 (PVG)
出発時刻 18:02 (定刻 17:10)
到着時刻 19:21 (定刻 19:20)
飛行時間 02時間19分
機材 Boeing 787-9 Dreamliner

チェックインとラウンジ:JALのカレーで旅を始める

羽田空港でのスムーズな手続き

夕暮れ時の羽田空港第3ターミナル。これからスペインへ向かう高揚感とともにチェックインカウンターへ。
上海航空はスカイチームのため、エリートプラス会員やビジネスクラス乗客は専用レーン「SkyPriority」を利用可能。グランドスタッフの手際も良く、マドリードまでのスルーチェックインもスムーズに完了しました。

指定ラウンジは「JALサクララウンジ」

ここで嬉しいサプライズが。
上海航空はスカイチームですが、羽田空港ではアライアンスの枠を超えてJAL(ワンワールド)の「サクララウンジ」が指定されています。

搭乗前に名物の「JAL特製ビーフカレー」を味わい、シャワーでリフレッシュする。
これから中国系エアラインに乗るのに、JALの最高のおもてなしを受けられるというギャップが、旅の満足度を底上げしてくれます。

シート:短距離線には勿体無い「空飛ぶ書斎」

ラウンジで一息ついた後、いよいよ機内へ。
今回搭乗するB787-9のキャビンに足を踏み入れると、ベージュを基調とした上品な空間が広がっていました。

キャビン全景

1-2-1のゆとりあるスタッガード配列。

今回指定したのは窓側のソロシート。
高いパーティションに囲まれたブースのような作りで、座った瞬間から「自分だけの空間」が確保されます。

シート
収納
窓からの景色

プライバシーを高める「ドア」のギミック

このシートの特徴は、通路側のパーティションを引き出すことで、半個室のような状態を作り出せる点です。
通路を歩く乗務員や他の乗客の視線が遮られるだけで、心理的な安心感は段違いに向上します。

ドアを閉めた状態

パーティションを閉めた状態。自分だけの世界に没頭できます。

コントローラー

フルフラット:仮眠にはもったいない寝心地

食事を終える頃には外も暗くなり、機内はリラックスムードに。
せっかくなのでシートをフルフラットにしてみました。

フルフラットベッド

足元のオットマンスペースも十分な奥行きがあります。
身長175cmの私でも足がつかえることはなく、このままヨーロッパまで飛んでいきたくなるほどの快適性でした。

足元スペース

アメニティ・設備:細部に宿る心遣い

シートには予め、枕とブランケットがセットされていました。
枕は適度な反発力があり、ブランケットも肌触りの良い厚手のキルト素材。冷えやすい機内でも安心です。

枕とブランケット

エンターテインメントと機能性

目の前には18インチクラスの大型タッチパネルモニター。解像度も高く、フライトマップの文字もくっきり見えます。
サイドテーブルはPCを広げて作業をするのにも十分な広さが確保されています。

モニター
リモコン
シートボタン
電源
スリッパ
ヘッドフォンと水

機内食:日本発ならではの「和」のクオリティ

席に着くと、CAさんがトレーを持って挨拶に来てくれました。
ウェルカムドリンクには、オレンジジュースや水のほかに、パッションフルーツのジュースも。南国を感じさせる爽やかな酸味が、旅の始まりを彩ってくれます。

パッションフルーツジュース
オレンジジュース

離陸後、ディナーサービスが始まります。今回は和食を選択しました。

機内食

メインの牛肉は箸で切れるほど柔らかく、温かいご飯との相性が抜群でした。

食後のデザートは、世界共通の贅沢、ハーゲンダッツのアイスクリーム(バニラ)。
中国系エアラインならではの「お茶」と一緒に楽しむのが私のルーティンです。

ハーゲンダッツ
ドリンクメニュー

獲得マイルと旅の展望

このフライトは、私にとってスペイン・マドリードへの長い旅の第一歩でした。
上海到着後は、同じく中国東方航空のフライトへ乗り継ぎます。

特筆すべきはマイルの積算です。
今回の「羽田→上海」という短距離区間だけでも、デルタ航空のスカイマイルを2,811マイル獲得しました。
スカイチーム加盟航空会社のフライトであれば、このようにデルタマイルへ集約できるのが大きなメリットです。

まとめ:羽田-上海線での「賢い選択」

今回の上海航空FM896便ビジネスクラスは、期待値を大きく上回る満足度でした。
特にB787-9の個室感あふれるシートは、実飛行2時間強のフライトでは使い切れないほどのポテンシャルを持っています。

「上海航空」という名前に馴染みがない方もいるかもしれませんが、実質的には中国東方航空と同じ高いスタンダードで運営されており、機材の新しさも相まって非常にコストパフォーマンスの良い選択肢だと感じました。

ビジネスでの移動はもちろん、今回の私のように欧州への乗り継ぎ旅で「行きから優雅に過ごしたい」という方には、自信を持っておすすめできるフライトです。

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この記事を書いた人

都内在住 / 旅のストラテジスト。
東京を拠点に、マイルとステータスを駆使して「価格以上の感動」があるラグジュアリーな旅を追求する会社員トラベラー。
週末ステイから海外リゾートまで、大人のためのスマートな旅を提案します。
【保有資格】ヒルトンダイヤ / マリオットプラチナ / JGC / SFC / デルタゴールド

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