【搭乗記】エティハド航空ビジネスクラス|関空→アブダビ 4万マイルで乗る「個室」と美食体験 (EY831)

「中東の翼」と聞いて、皆様は何を思い浮かべるでしょうか。
圧倒的な豪華さ、洗練されたサービス、そして少し手の届かない価格帯…。

しかし、知識という武器を使えば、そのラグジュアリーな体験は驚くほど身近になります。
今回私が搭乗したのは、エティハド航空(Etihad Airways)のビジネスクラス。関西国際空港からアブダビへ向かうEY831便です。

実はこのフライト、わずか40,000マイル(+諸税)で発券しました。
通常、有償であれば片道数十万円は下らないこのシートを、いかにして「賢く」手に入れたのか。

関西国際空港での地上体験から、機内での細やかなサービス、そして「好きな時に好きなものを」楽しめる機内食まで、その全貌をレポートします。

フライト基本情報:EY831

航空会社 エティハド航空 (Etihad Airways)
便名 EY831
区間 大阪・関西 (KIX) ➝ アブダビ (AUH)
機材 Boeing 787-9 Dreamliner
発券方法 アメリカン航空マイル (40,000マイル)

EY831便 ビジネスクラスのハイライト

  • コストパフォーマンス:アメリカン航空マイル利用で驚異の片道40,000マイル
  • 居住性:高いプライバシーを誇る個室型シート「ビジネス・スタジオ」
  • 美食体験:好きな時に好きなものを。「Dine Anytime」の自由度
目次

地上体験:関西国際空港でのラウンジ利用

エティハド航空のビジネスクラス乗客は、関西国際空港において指定ラウンジを利用できます。
私が搭乗した際は、北ウイングにある「ラウンジ飛鳥」へ案内されました。

⚠️ 指定ラウンジについて
関西国際空港は大規模なリノベーション工事を行っており、提携ラウンジが頻繁に変更されています。現在は「KIXノースラウンジ」や、2025年オープンの新ラウンジ等が指定される可能性があります。最新情報は必ず当日のチェックイン時にご確認ください。
※以下のラウンジ情報は2023年搭乗時のものです。
ラウンジ入り口

搭乗当時の「ラウンジ飛鳥」入り口。

ラウンジ内部は落ち着いたダークトーンのインテリアで統一されており、利用客も少なく非常に静か。
搭乗開始時刻までPC作業をしたり、読書をしたりと、思い思いの時間を過ごせます。

ラウンジ内観

ビュッフェコーナーには、パンやスープ、カレーなどの温かい食事が用意されています。
機内食が控えているので食べ過ぎには注意ですが、出発前に小腹を満たすには最適です。

雑誌コーナー
ビュッフェ

シート:機能美と居住性を追求した「ビジネス・スタジオ」

優先搭乗で機内へと進むと、エティハド航空が誇る「ビジネス・スタジオ」が迎えてくれます。
1-2-1のスタッガード配列は、どの席からも隣人を気にせず通路へアクセスできる現代の最適解です。

キャビン全景

中東らしい幾何学模様のスクリーンが美しいキャビン。

今回アサインされたのは窓側のソロシート。座った瞬間、自分だけの「書斎」を手に入れたような感覚に包まれます。
サイドテーブルの柔らかなランプが、機内を上質なリラックススペースへと変えてくれます。

シート周り

機能面で特筆すべきは、その収納力です。
サイドテーブルの蓋を開けると深さのある収納スペースがあり、ヘッドフォンや小物をすっきりと収めておけます。

収納スペース

アメニティとウェルカムサービス

アメニティは、イタリアの老舗「ACQUA DI PARMA(アクア・ディ・パルマ)」とのコラボレーション。
鮮やかなイエローのポーチには、コロニアの香りのハンドクリームや香水が入っています。

アメニティ
ブランケット
ウェルカムドリンク

ウェルカムドリンクはフレッシュオレンジジュースで。

機内食:「Dine Anytime」が叶える自由な美食体験

エティハド航空ビジネスクラスの最大の魅力、それは「Dine Anytime(ダイン・エニタイム)」です。
「離陸後すぐに」「寝る前に軽く」など、乗客が好きなタイミングで自由に食事をオーダーできるサービスです。

メニュー

ドリンクメニューも、ワインリストから日本酒、スピリッツまで幅広く取り揃えられています。

ワインリスト
日本酒

私は映画を一本観終えてから夕食をスタート。
前菜は「トマトとモッツァレラチーズのサラダ」。シンプルながら素材の良さが光ります。

前菜

メインディッシュには「和牛頬肉のコフタ」をチョイス。
ナイフが不要なほど柔らかく煮込まれており、爽やかなヨーグルトソースが肉の旨味を引き立てます。

メイン

食後の締めくくりは、温かいアップルタルト。
自分のペースでデザートタイムを楽しめるのもDine Anytimeの魅力です。

デザート

発券戦略:40,000マイルで手に入れる「空の特等席」

今回のフライトは、アメリカン航空(AAdvantage)のマイルを使って発券しました。

  • 必要マイル数: 片道 40,000マイル
  • 諸税・燃油サーチャージ: 約1万円程度(発券時)

日本から中東まで、約10時間のビジネスクラスがこのマイル数で済むのは、現在のマイル界隈において屈指の「スイートスポット」です。

原資となったのは「Marriott Bonvoy ポイント」。
マリオットポイントは主要航空会社のマイルへ「3ポイント=1マイル」で交換可能です。今回は120,000ポイントを40,000マイルへ交換し、このフライトを実現させました。

到着後の世界:アブダビで出会う「非日常」

快適なフライトを終え、アブダビ国際空港へ到着。
進化を続けるアブダビは、圧倒的な伝統美と近未来が交錯する刺激的な街です。

アブダビ空港
グランドモスク

白亜の「シェイク・ザイード・グランド・モスク」。言葉を失う美しさです。

ヤスアイランド

近未来的なヤス・アイランド。

金箔カプチーノ

旅の締めは金箔カプチーノで。

まとめ:記憶に残る、アブダビへの完璧なプロローグ

エティハド航空ビジネスクラスでのフライトは、アブダビという目的地への単なる移動手段ではなく、旅の重要なハイライトそのものでした。

プライバシーが確保された快適なシート、ACQUA DI PARMAの上質な香り、そして自分のペースで楽しめる美食。
「次もまた、この翼で旅をしたい」。心からそう思わせてくれる、素晴らしい空の旅でした。

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この記事を書いた人

都内在住 / 旅のストラテジスト。
東京を拠点に、マイルとステータスを駆使して「価格以上の感動」があるラグジュアリーな旅を追求する会社員トラベラー。
週末ステイから海外リゾートまで、大人のためのスマートな旅を提案します。
【保有資格】ヒルトンダイヤ / マリオットプラチナ / JGC / SFC / デルタゴールド

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