2026年5月、サムイ島のチャウエンビーチ沿いにあるMarasca Samui(マラスカ・サムイ)に2泊しました。
Marasca Samuiは、Small Luxury Hotels of the World(SLH)に加盟し、ヒルトン・オナーズからも予約できるホテルです。今回はヒルトンポイントを利用し、1泊50,000ポイント、2泊で合計100,000ポイントを使いました。
私のヒルトン・オナーズ会員資格はダイヤモンドです。予約した通常の客室から、専用プールを備えた「Comfy with Pool」へアップグレードされ、滞在中の朝食も無料になりました。
ホテルはチャウエンの中心部にあり、コンビニ、ランドリー、マッサージ店、ナイトマーケットなどへ歩いて出かけられます。街なかのホテルですが、大通りから少し奥に入った場所に建っているため、滞在中は想像していたより落ち着いて過ごせました。
今回のサムイ島旅行では、Marasca Samuiのほか、マリオット系列のヴァナベル・サムイと、IHG系列のキンプトン・キタライ・サムイにも宿泊しています。
街歩きに便利なMarasca Samuiに対し、ヴァナベルとキンプトンはホテル内でゆっくり過ごすリゾートという印象でした。3軒は立地や雰囲気が異なるため、サムイ島での過ごし方に合わせて選びやすいと思います。
この記事では、ヒルトンポイントで予約した際のダイヤモンド特典、Comfy with Poolの客室、ホテルの立地、プールとビーチ、Cabanas Koh Samuiでの朝食について、宿泊時の写真とともに紹介します。
Marasca Samuiの宿泊概要
| ホテル名 | Marasca Samui, an SLH Hotel |
|---|---|
| 所在地 | チャウエンビーチ、サムイ島 |
| 宿泊時期 | 2026年5月 |
| 宿泊日数 | 2泊 |
| 予約経路 | ヒルトン・オナーズ |
| 必要ポイント数 | 1泊50,000ポイント、2泊合計100,000ポイント |
| 会員ステータス | ヒルトン・オナーズ ダイヤモンド |
| 客室 | Comfy with Pool(48.5㎡)へアップグレード |
| 朝食会場 | Cabanas Koh Samui |
| 主な施設 | 屋外プール、ビーチ、レストラン、バー、運動スペース |
ヒルトン・ダイヤモンド特典と実際の対応
| 特典 | 今回の対応 |
|---|---|
| 客室アップグレード | Comfy with Poolへアップグレード |
| 朝食 | Cabanas Koh Samuiで無料 |
今回はポイント宿泊でしたが、客室アップグレードと朝食の特典はどちらも適用されました。
客室は、予約していた通常のカテゴリーから、48.5㎡の「Comfy with Pool」へアップグレード。テラスに専用プールを備えた部屋で、メインプールやビーチとは別に、客室でも水辺の時間を楽しめました。
朝食はCabanas Koh Samuiで提供され、ドリンクとメイン料理を注文し、そのほかの料理をビュッフェから取る形式です。ダイヤモンド会員向けの専用エリアはありませんでしたが、朝の時間帯に大きな混雑は感じませんでした。
客室アップグレードやレイトチェックアウトは空室状況によるため、宿泊日によって対応が異なる可能性があります。
チャウエン中心部で街歩きにも便利な立地

Marasca Samuiは、サムイ島で特ににぎわうチャウエンエリアにあります。ビーチに面したホテルですが、道路側の入口は大通りから少し入った場所にあり、車の音や通行人の声を強く感じることはありませんでした。
ホテルの周辺にはコンビニ、ランドリー、マッサージ店があり、飲み物や軽食の購入、滞在中の洗濯にも困りません。ナイトマーケットへも歩いて行くことができ、少し足を延ばすとユニクロの入ったショッピングモールもあります。
ヴァナベルやキンプトン・キタライでは、ホテルの外へ出る際に車を利用する場面が多くなりました。一方、Marasca Samuiでは食事や買い物のために歩いて出かけられます。ホテル内だけでなく、チャウエンの街も楽しみたい旅行に合う立地です。
海沿いには音楽を流す店舗やビーチクラブがあり、夜間は客室まで音が聞こえることがありました。大きな影響を感じるほどではありませんでしたが、完全な静けさを重視する場合は、チャウエン中心部のホテルであることを考慮した方がよいでしょう。
エントランスとロビー

ロビーは木材と籐を多く取り入れた、明るくカジュアルな雰囲気です。天井から吊るされたバンブーの照明や木格子が、サムイ島のリゾートらしさを感じさせます。
奥にはバーカウンターがあり、一般的な大型ホテルのロビーというより、ビーチハウスのリビングに近い造りでした。

ロビー階には、形や色の異なるソファを置いたラウンジスペースがあります。チェックインを待つ場所としてだけでなく、外出前後に少し休む場合にも使いやすい空間です。

吹き抜けの一角には、ピンクのクッションを使ったソファと籐編みのチェアが並んでいます。天井が高く、日中は外から光が入るため、ホテル内でも特に開放感のある場所でした。

本や小物を並べた棚の横には、SMEGのレトロな冷蔵庫があります。館内で自由に利用できる飲み物が入っており、客室へ戻る途中にも立ち寄れました。

棚には本、写真立て、ホテルに関する小物が並び、受賞歴と思われるプレートも飾られていました。

ロビー脇にはSmall Luxury Hotels of the Worldのサインがあり、ヒルトンとSLHのロゴが入った案内カードも置かれていました。
客室:Comfy with Poolへアップグレード

今回案内されたのは、48.5㎡の「Comfy with Pool」です。予約していた通常の客室から、専用プールを備えた客室へアップグレードされました。
プールは客室に隣接した半屋外のテラスにあり、周囲を壁と植栽で囲まれています。通路やほかの客室から見えにくく、プライベート感のある造りでした。
メインプールやビーチも利用しましたが、着替えて外へ移動する必要がなく、客室からそのまま入れるのは便利です。朝や夕方に短時間だけ入りたいときにも使いやすい設備でした。

プールサイドには、ピンクのクッションを置いた籐編みのエッグチェアがあります。日差しを避けながら座ることができ、プールを利用しない時間にもテラスで過ごせました。

テラスにはテーブルとチェアも用意されています。飲み物を置いたり、軽く食事をしたりできる広さです。

室内にはアームチェアと小さなテーブルがあります。壁には波を描いたアートが並び、淡いピンクやベージュを使った客室全体のデザインと統一されていました。

ベッド脇には電話、照明スイッチ、電源コンセントがあります。ノートと鉛筆も用意され、必要な操作はベッドから手が届く範囲にまとめられていました。

客室には室内用スリッパとビーチサンダルの両方が用意されています。専用プール、メインプール、ビーチを行き来する際は、ビーチサンダルをそのまま使えました。
ミニバーとウェルカムアメニティ

客室にはネスプレッソマシンとウェルカムバスケットが用意されていました。バスケットにはタオル地の巾着やポストカードなどが入っています。

ガラスケースに入った小さなスイーツも、チェックイン時のウェルカムアメニティとして用意されていました。

ミニバーは引き出し式で、ビールやソフトドリンクが並んでいます。飲み物やスナックが外から見えないため、客室内はすっきりした印象です。

別の引き出しには、ワイングラス、ポテトチップスなどのスナック、ミニバーの料金案内が入っています。

ケトル、食器、ティッシュボックスも引き出しの中にまとめられていました。

カトラリー、ティーバッグ、ソムリエナイフも揃っています。飲み物を作るだけでなく、テイクアウトした料理を客室で食べる場合にも使いやすい内容でした。
敷地内の共用スペース

客室棟の間には植栽が広がり、その中に籐編みのエッグチェアが置かれています。ロビーやプールサイド以外にも、敷地内で腰を下ろせる場所がいくつか用意されていました。

共用スペースの棚には、ボードゲームやトランプのほか、ビーチボールやフラミンゴ型の浮き輪などが並んでいます。天候が悪い日や、ホテル内でゆっくり過ごしたいときにも使えそうです。

丸窓の下には、小さなテーブルとチェアを置いたスペースもあります。子どもがゲームで遊んだり、家族で休憩したりできる造りでした。
小規模な運動スペース

館内には、ヨガブロック、ケトルベル、ダンベルなどを置いた運動スペースがあります。本格的なフィットネスジムという規模ではありませんが、旅行中に軽く体を動かすには使えます。
夕方に登場するアイスクリームカート

敷地内にはアイスクリームのカートも置かれていました。看板には16時30分からの案内が出ており、時間帯に合わせて利用できるようです。
屋外プールとビーチ

メインプールは客室棟に沿うように伸びています。周囲にはヤシの木や植栽があり、チャウエン中心部にあるホテルでありながら、プール周辺ではリゾートらしい景色を楽しめました。

海側には屋根付きのカバナとラウンジチェアが並んでいます。日差しを避けながらプールや海を眺められ、長時間過ごしやすい場所でした。

プールサイドには、ストライプ柄のビーンバッグも用意されています。一般的なサンベッドだけでなく、好きな姿勢でくつろげる席が多いのが印象的です。

プールを囲む建物は低層で、視界を遮るような圧迫感はありません。大規模リゾートとは異なり、客室とプール、レストラン、ビーチの距離が近く、敷地内を移動しやすい造りです。
チャウエンビーチに直接出られる

ホテルはチャウエンビーチに面しており、プールエリアからそのまま砂浜へ出られます。ビーチにはストライプ柄のパラソルが並び、日中は海を眺めながら比較的落ち着いて過ごせました。
一方、夜になると周辺のビーチクラブや店舗から音楽が聞こえることがあります。日中のリゾートらしい雰囲気と、夜のチャウエンらしいにぎわいの両方を感じられる立地です。

敷地内には、ビーチ、プール、レストランなどの方向を示す案内サインがあります。ホテル全体は極端に広いわけではありませんが、客室棟や共用施設がいくつかに分かれているため、到着直後はこのサインが役立ちました。

中庭には籐編みの大きなオブジェが置かれ、両側をヤシの木が囲んでいます。ホテルの明るくカジュアルなデザインがよく表れた場所でした。
朝食会場はCabanas Koh Samui

朝食は、ビーチ沿いにあるCabanas Koh Samuiでいただきました。ダイヤモンド会員特典として、滞在中の朝食は無料です。
レストランの入口には、その日のスペシャルメニューが書かれたボードが出ています。この日はタイ風パイナップルチャーハンが案内されていました。

店内にはバーカウンターとテーブル席があり、天井には編み込みの照明が並びます。朝の時間帯はバー周辺も朝食会場として使われていました。

レストランはプールに面しており、屋外のテラス席と室内席がつながっています。朝は比較的空いていて、滞在中に大きな混雑を感じることはありませんでした。

窓際の席からは、プールや庭を眺めながら食事ができます。冷房の効いた室内で過ごしたい場合にも使いやすい席です。

海側のテラス席からは、ビーチのパラソルやビーンバッグが見えます。朝食後、そのままプールやビーチへ移動しやすい配置でした。
朝食はアラカルトとビュッフェの組み合わせ
朝食は、ドリンクとメイン料理をメニューから選び、そのほかの料理をビュッフェから自由に取る形式です。
一般的な卵料理だけでなく、タイ料理、パンケーキ、ワッフル、ヘルシーメニュー、アレンジコーヒーまで選択肢が多く、2泊でも内容を変えて楽しめました。

Breakfast Signatureには、サムイ・ベネディクト、クロックマダム、トリュフスクランブル、タイ風オムレツなどが並びます。定番の朝食料理にタイらしいアレンジを加えたメニューが中心です。

Healthy Choicesには、ココナッツミルクのポーリッジ、ヨーグルトチアプディング、アボカドトースト、エッグホワイトフリッタータなどが掲載されていました。

卵料理は調理方法を選び、サイドディッシュを組み合わせられます。パッシーユ、カオトム、トムヤムクンヌードルなど、朝からタイ料理を食べたい場合の選択肢も揃っていました。

甘いメニューには、バターミルクパンケーキ、タイティー風味のバブルワッフル、フレンチトースト・クレームブリュレなどがあります。
コーヒーも一般的なメニューだけでなく、ココナッツコールドブリューやオレンジアメリカーノなど、南国らしいアレンジが用意されていました。

アイスティーにはタイティー、レモングラス、抹茶ラテなどがあり、ホットティーも複数の種類から選べます。コーヒー以外のドリンクが充実しているのも特徴です。
ビュッフェにはパン、サラダ、フルーツを用意

サラダバーには、トマト、きゅうり、コーンなどの野菜が並びます。料理の近くには産地を示すカードも置かれていました。

パンのコーナーには、食パン、クロワッサン、フルーツデニッシュなどが並び、好みに合わせてトーストできます。

冷蔵ショーケースには、ヨーグルトチアプディング、ストロベリーヨーグルト、フルーツサラダが瓶に入れて並べられていました。
パパイヤ、カンタロープ、ドラゴンフルーツなども小皿で用意され、必要な分だけ取りやすい形式です。
実際に食べた朝食

1日目は、ビュッフェからサラダとグラノーラを取り、メインにエッグベネディクトを注文しました。オレンジジュースとコーヒーも合わせ、アラカルトとビュッフェの両方を楽しめます。

別の日には、アラカルトからカオパットを選びました。ライムとチリソースが添えられ、朝食としてはしっかりした量があります。
洋食、ヘルシーメニュー、タイ料理から選べるため、連泊しても同じような朝食になりにくい内容でした。
サムイ島で宿泊した3軒の違い
今回のサムイ島旅行では、マラスカ・サムイのほか、マリオット系列のヴァナベル・サムイと、IHG系列のキンプトン・キタライ・サムイにも宿泊しました。
3軒の中で、ホテルの外へ最も歩いて出かけやすかったのがマラスカ・サムイです。チャウエン中心部にあり、コンビニ、ランドリー、マッサージ店、ナイトマーケット、ショッピングモールへ徒歩で移動できました。
ヴァナベルとキンプトン・キタライは、ホテル内でゆっくり過ごすリゾートという印象です。一方、マラスカ・サムイはプールやビーチを楽しみながら、チャウエンの街歩きも組み合わせやすいホテルでした。
| ホテル | 滞在時に感じた特徴 |
|---|---|
| マラスカ・サムイ | チャウエン中心部で、街歩きや買い物に便利 |
| ヴァナベル・サムイ | 落ち着いた環境で、ホテル内を中心に過ごしやすい |
| キンプトン・キタライ・サムイ | 敷地内の施設やレストランを楽しむリゾート滞在 |
街歩きの時間を取りたいか、ホテル内で完結する滞在をしたいかによって、選ぶホテルは変わってくると思います。
まとめ:街歩きとビーチを両方楽しめるSLHホテル
マラスカ・サムイは、チャウエン中心部の利便性と、ビーチリゾートらしいプールや客室を両方楽しめるホテルでした。敷地は極端に広くなく、客室、プール、ビーチ、レストランの間を移動しやすい造りです。
今回はヒルトンポイントを1泊50,000ポイント、2泊合計100,000ポイントで利用しました。ダイヤモンド会員特典として朝食が無料になり、客室も48.5㎡のComfy with Poolへアップグレードされています。
朝食はアラカルトとビュッフェを組み合わせる形式で、洋食、タイ料理、ヘルシーメニュー、アレンジドリンクまで選択肢が豊富でした。2泊では試しきれないほど種類があり、今回の滞在でも特に満足度の高かった部分です。
夜間は周辺の店舗やビーチクラブから音楽が聞こえることがあります。また、運動設備はヨガ用品やダンベルを中心とした小規模な内容です。完全な静けさや本格的なジムを重視する場合には、ほかのリゾートも比較した方がよいでしょう。
一方で、コンビニ、ランドリー、マッサージ店、ナイトマーケット、ショッピングモールへ歩いて出かけられる立地は便利です。ホテルで過ごす時間とチャウエンの街歩きを、どちらも楽しみたい場合に合う一軒だと思います。
Marasca Samuiの宿泊メモ
- 2026年5月に2泊
- ヒルトンポイントは1泊50,000ポイント
- 2泊で合計100,000ポイントを利用
- Comfy with Poolは48.5㎡
- ダイヤモンド特典でComfy with Poolへアップグレード
- Cabanas Koh Samuiでの朝食が無料
- 朝食はアラカルトとビュッフェの組み合わせ
- ホテルからチャウエンビーチへ直接出られる
- コンビニ、ランドリー、マッサージ店が徒歩圏内
- 夜間は周辺から音楽が聞こえる場合がある
- 運動設備は小規模
サムイ島のホテル宿泊記
今回の旅行で宿泊したほかの2軒についても、客室や朝食、館内施設を別の記事で紹介しています。
本記事の必要ポイント数、客室アップグレード、朝食内容、館内サービスなどは、2026年5月に宿泊した際の内容です。必要ポイント数や会員特典、客室カテゴリー、サービス内容は、宿泊日や予約条件によって変更される場合があります。


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