こんにちは、Classy Milesです。
※本記事は2025年5月搭乗時の情報を基に作成しています。
「台湾のエミレーツ」という呼び声も高い、新進気鋭の航空会社「スターラックス航空(STARLUX Airlines)」。
その評判は耳にしていましたが、実際に搭乗してみて、そのクオリティが本物であることを確信しました。
今回搭乗したのは、ベトナム・ダナン(DAD)から台湾・台北(TPE)へ向かうJX704便。
機材はエアバスA321neoという単通路機(ナローボディ機)ですが、ビジネスクラスにはなんとフルフラットシートが搭載されています。
そして、このフライトのもう一つのハイライトは、その発券方法です。
マリオットボンヴォイのポイントをアラスカ航空のマイルに交換することで、実質わずか15,000マイル(+諸税)で、この豪華なビジネスクラス体験を手に入れることができました。
BMWデザイングループが手掛けた近未来的なキャビン、レストランのような機内食、そして驚異的なコストパフォーマンスを実現するマイル戦略まで、詳細にレポートします。
搭乗|離陸前から始まる「おもてなし」
ちなみに、ダナン国際空港におけるスターラックス航空の指定ラウンジは「CIP ORCHID LOUNGE」です。
評判の良いラウンジなので楽しみにしていましたが、今回はスケジュールの都合で空港への到着がギリギリになってしまい、残念ながら立ち寄ることができませんでした。
後ろ髪を引かれつつ、直接搭乗ゲートへと向かいます。
機内に足を踏み入れ、座席に荷物を置くと、すぐに担当のCAさんが笑顔で挨拶に来てくれました。
ラウンジに行けなかった無念も、この温かいお出迎えで吹き飛びます。ウェルカムドリンクのオーダーを聞かれたので、白ワインをお願いしました。

シート|BMWデザインが手掛けた「A321neo」の革命
スターラックス航空のA321neoビジネスクラスは、全8席の「2-2」配列。
デザインはBMWグループの「Designworks」が担当しており、グレーとあたたかみのあるブラウン(ローズゴールド)を基調とした色使いは、まさに「ラグジュアリー」の一言です。

今回指定したのは、窓側の「2A」席。
実際に座ってみると、ナローボディ機特有の圧迫感は皆無で、むしろ個室感のあるシェル型シートに包まれる安心感があります。

特筆すべきは、足元の広さです。
前の座席との間にはオットマン(足置き)が設置されており、ちょっとした荷物を置くのにも便利です。

没入感を高めるエンターテインメント
正面には15.6インチの大型4Kモニターが鎮座しています。
搭乗時には「WELCOME ONBOARD」の文字と共に、目的地のランドマークである台北101の夜景が映し出されており、旅への期待感を高めてくれます。

操作パネル類も機能的に配置されています。
シートのリクライニングは、肘掛けにあるパネルで直感的に操作可能。離着陸時のポジションやベッドポジションへもワンタッチで移行できます。



アメニティ|短距離でも妥協なし
アメニティとして、しっかりとした厚みのあるスリッパが用意されていました。
短距離路線ではペラペラのスリッパ、あるいは提供自体がない航空会社も多い中、このクオリティは嬉しいポイントです。

機内食|空の上のレストラン
スターラックス航空は「食」に力を入れていることでも有名です。
今回は洋食のビーフステーキをメインに選びました。

食後のデザートは、新鮮なフルーツの盛り合わせとチョコレートタルト。
ドラゴンフルーツやスイカなど、南国らしい彩りが目を楽しませてくれます。

発券戦略:15,000マイルの「錬金術」
今回のフライト、特筆すべきはそのコストパフォーマンスです。
スターラックス航空はアライアンスには未加盟ですが、アラスカ航空と提携しています。
アラスカ航空のマイルチャート(2025年時点)では、アジア圏内の短距離ビジネスクラスが片道15,000マイル〜という破格の設定になっています。
今回私が実践した発券スキームは以下の通りです。
マリオットポイントを活用した発券手順
-
ポイントを貯める:
「Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カード」などの利用でマリオットポイントを貯めます。 -
マイルへ交換する:
マリオットポイントをアラスカ航空(Alaska Airlines)のマイルへ移行します。
通常レートは「3ポイント=1マイル」ですが、60,000ポイントまとめて移行すると5,000マイルのボーナスが付き、合計25,000マイルになります。 -
特典航空券を発券:
獲得した25,000マイルのうち、15,000マイルを使ってスターラックス航空のビジネスクラスを予約。手元にはまだ10,000マイルが残ります。
つまり、マリオットポイントをうまく活用することで、非常に少ないリソースで豪華なフライト体験が可能になるのです。
このルートを知っているだけで、アジア旅行の質が劇的に向上します。「良いものを、賢く手に入れる」。これこそが陸マイラーの醍醐味ですね。
まとめ:スターラックス航空は「選ぶ価値」がある
今回初めて搭乗したスターラックス航空のビジネスクラスは、期待値を大きく上回る素晴らしいものでした。
A321neoという小型機材でありながら、フルフラットシートによる快適な居住性、美味しい食事、そしてスタッフのきめ細やかなホスピタリティに至るまで、新興エアラインとは思えない完成度の高さです。
アジア内の移動手段として、あるいは台北経由で北米へ向かう際の選択肢として、自信を持っておすすめできるエアラインです。
ぜひ皆さんも、マイルを賢く使って、この新しい翼を体験してみてください。
JX704便 フライト基本情報
| 航空会社 / 便名 | スターラックス航空 (JX) / JX704 |
| 区間 | ダナン (DAD) ➔ 台北 (TPE) |
| 機材 | Airbus A321neo |
| クラス | ビジネスクラス (2-2配列 / 全8席) |
| 発券方法 | アラスカ航空マイル (15,000マイル/片道) |


コメント